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【プレイングマネジャーの基本】レビュー、まとめ、感想(面白かった。)

 

「プレイングマネジャーの基本」

伊庭正康さんの本を読みました。

本を読んだ結論としては、とても参考になる本でした。

本の内容を実践するとなったら、

行動力、実行力が問われそうですが、

考え方が参考になる本でもありました。

 

著者について

本の内容について、

どれくらい説得力のある背景があるのかを調べてみました。

リクルート社においてプレイヤー部門と

マネージャー部門の両部門で年間全国トップ表彰4回を受賞。

40回以上の社内表彰を受け、営業部長、(株)フロムエーキャリアの代表取締役を歴任。

リクルート流の「圧倒的な当事者意識」を持つ組織作り、人材育成法を会得。

2011年、研修会社(株)らしさラボを設立。

 

プレイヤーとしてもマネージャとしても

表彰されるくらい優秀な人のようです。

名前で調べると出てきます。

顔はちょっと胡散臭い感じです笑(失礼ですね笑

 

まとめ

この本を読むと、

「自分でやった方が早い」がなくなる。

部下が自立し、任せる不安が消える。

やる事が減るのに成果が上がる。

 

と、書いてあります。

何故そうなるのか?

が詳しく記載されています。

 

私としてはポイントとなる考え方は、

以下4点かなと感じました。

  1. 仕事を任せる
  2. 失敗に寛容になる
  3. 情報を全員に共有する
  4. 現場レベルの改善を行う

※これ以外にも参考になる事がいっぱい書いてあります。

 

1.仕事を任せる。

言わずもがなですかね。

仕事を任せない限りは、下は育たない。

そいうことなのでしょう。

1年後を見据えて、仕事を任せようと書いてありました。

仕事を任せてすぐ結果が出ることは、無いということでしょうね。

 

読んでいて、山本五十六の言葉を思い出しました。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。

 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

 

というか、これが全てやんって思いますね。笑

 

2.失敗に寛容になる。

これは、「仕事を任せる。」上での考え方ですね。

何故仕事を任せないのか、

その根幹にあるのが失敗を恐れている事だと思います。

勿論、仕事なので失敗してはダメです。

しかし、失敗してこそ成長するので、

失敗させるべきだと思います。(これは、主観です。

 

また、失敗の定義も人それぞれです。

任せる側は、失敗の定義を緩くすることも大事ですね。

チームで仕事をする上で、手遅れになる事ってそんなにないと思います。

 

3.情報を全員に共有する。

当たり前でしょって思う方もいるかも知れませんが、

意外とこれが出来ていないと感じる今日この頃です。

 

仕事の情報共有は勿論、

その業務に対して、どういう気持ちを持っているか、

どういう動きをチームメンバにしてほしいか等、

目的、目標、方針、期待、役割、挑戦、不安などなど。

情報を共有することで、

ホウレンソウしやすい環境を作る事や

コンフォートゾーンを作来る事、(居心地の良い場所という意味です。

これらが、自立するメンバーを育てるのにつながるのかなと思いました。

 

4.現場レベルの改善を行う。

チームレベルで業務改善、

マネジャー自体の業務改善をする事で、

業務を減らして、仕事を減らそうって内容ですね、

箇条書きにします。

・フェイストゥフェイスの打ち合わせを減らす。

・業務の簡素化(雛形の作成など

・チーム全体の業務効率化は、全員でやる

などなど、無駄を削減できる部分は、

積極的に改善して行く事が大事と書いてありました。

 

個人に任せて、業務の無駄を改善する行動を起こすと、

不満や手違いなどが発生してしまいます。

それらを無くす為、チーム一人一人に役割を与えて、

1つの業務改善事項を解決してくのが良いのかなと思いました。

 

所感

実際に書いてある内容を全て実行できれば、

改善していけそうな説得力がありました。

実際に自分の業務に落とし込むとなると、

難しいかなとも思いました。

 

同じチームメンバには、全員に読んでほしいですね笑

本書内に、チームの中に「参謀役」を育てろと書いて合って、

今の自分の立ち位置としては、これを目指すべきなのかなと思いました。

 

 

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